パイナップル通信

毎日元気にのびのびと、時々立ち止まって考えるメモ

人の人生の話は若い人のでも楽しい

こないだ美容院でいい話聞いたのでメモ代わりにまとめておこうと。

その美容師さんは元々調理師の専門学校に行ってて、もちろん調理師になるつもりだったらしいんだけど、途中で美容師に転向したそう。理由はレストランで働いて、ある程度仕事を任されるようになっても、食べるひとは誰が作ったかわからないままなのが嫌で直接お客さんと接点のある美容師に転向したそう。「僕のやった仕事だってことをお客さんに見てもらいたいじゃないですか。だって、人が作ったご飯でも好きな子が作ってくれたものとお店のものじゃ気持ちの伝わりが違うでしょ。気持ちが乗ってることがやっぱやっぱ大事だなって思って」

これ、今思い返してみると色々突っ込みどころはあると思うんだけど、それでも私がいいなって思ったのは、毎日私が作ってるご飯もなんらかの意味があるじゃないかと思えたから。たとえ品数が少なくてもメニューに偏りがあっても、ごはんを食べて健康に大きく育って欲しいという気持ちが後ろにあることは間違いない。献立考えるの大変だし、作り置きしたり、喜んで食べてくれるメニューを考えたり、好きじゃないとかって残されたりしてるけど、毎日毎日ご飯を作ってることで伝わってるものはきっとあるんじゃないかと、なんだか認めてもらえたような気がしてホッとしたのです。

若い美容師さん(23歳だって…高校生の妹さんがいるって…)だけど、なんか教えられた感ありました。これだから人の人生話を聞くのは楽しいんだよね〜。