パイナップル通信

毎日元気にのびのびと、時々立ち止まって考えるメモ

文房具のこと

みなさんは文房具すきですか?私は好きです。文房具大好き芸人というカテゴリがあればすかさず入りたいくらいです(芸人じゃないけど)

伊東屋やロフトのような専門店に行くともしかしたらここに住めるのでは?!というくらいじっくり各コーナーをみて回り、いろいろ触っては試し、を繰り返してます。オフィス街に突如現れる個人経営の小さなお店も必ず入って色々眺め、これっていつからあるのかな…この先も売れることはあるのだろうか…ていうかこの店は儲かるのか?と考えるのもまた一興。店頭の一角でセールになっているワゴンを見たり、お店応援の気持ちで定番のペンを買ったりします。

文房具全般に好きですが、特に好きなのはノートとペンです。シールとかスタンプとかはそれほどでもありませんがノートとペンは行くたびに買いそうになるヤバイアイテムです。うちには買ってきたものの使ってないペンやノートが山ほどあります。ノートはサイズ別に数冊ずつストックがあるし、ペンも新しいもの、さらにその替え芯とストックが必ずあります。

ちなみにお値段の高い文房具にこだわってるわけではないのでウン万円の万年筆!とかではありません。ボールペンもいわゆる100円ものです。ここ数年のお気に入りはジェットストリームの0.5mmです。これが書きやすい。太さといいすべりといい私にはベストフィットです。100円なのにこんなに書きやすい三菱さんの技術力に脱帽です。昔アメリカにいたときに周りの人にボールペンを貸してあげると、なにこれ!書きやすい!とよくいわれました。アメリカのボールペンもアメリカンテイストな可愛らしさとかあるのですが、書きやすさは日本製の足元にも及びません。もっともアメリカ人にとっても書き味よりもペンのお尻をかじった具合の方が重要なんじゃないかと思うくらいガジガジになってる人が多いので、さすがの日本製も噛み味では負けるかもですが。

ノートは仕事ではここのところ会社支給のものを使ってました。量使うのとどこでも書けるように表紙が硬いものを使う必要があり、それを満たしてるのが支給品だったのです。書き味に関しては少し不満がありますが、なんだかんだ支給品で落ち着いてます。

ノートも同じようにこだわりを持ち始めるときりがないのですが、その最たるものがスケジュール帳。ノートのなかでも別格くらいの複雑さです。マンスリー、ウィークリー、デイリー、横書き、バーティカル、平綴じ、中綴じ、リング、サイズの違い、フォントの大きさ、罫線の入り方、色、ああもうきりがない!!毎年スケジュール帳のシーズンになると買いもしないのにずーっとずーっと色々な手帳を眺めて楽しんでます。

どんなノートにしてもペンにしても、新しいものを下ろすときのドキドキ感はたまらないです。もうこれは子供のころからです。新しいノートに気に入ったペンで名前を書くときのなんとも言えない高揚感!

…そして悲しいあるあるとしては使いかけで終わってないノートの量産です。あんなにときめいた出会いだったのに!あんなにドキドキしながらページをめくったのに!放置されてはや数年…むしろ変なこだわりのない会社支給のノートの方がちゃんと使い切ってたりして、むしろ一緒に仕事を乗り切った戦友感すら漂ってたり、思い出がいっぱいで捨てられなかったり。まるで憧れのイケメンとやっと付き合い出したのに、やっぱりずっとそばにいてくれた幼馴染がスキ!という王道少女漫画のような展開です。そして結局どっちを選ぶんだよ、的な展開!ケンカをやめて!ふたりを止めて!いや、違う違う。


そういうときに思うのは文房具に対してなんのこだわりもない人のことです。どんなペンでも気分は左右されず、どんなノートでも淡々と使い切る。ツールによって結果が左右されるのってなんか本末転倒な気がするし、本質はそこではない!書いたノートの紙よりも書かれた内容が重要!ノートは書かれてナンボ、ペンは使い切られてナンボ!使い捨て上等!そんなハードボイルドさにも憧れますし、いつかはそうなれたらな…と思ってます。

でも、文房具、楽しいしやめられないなー。
(今日は全部iPhoneから書いてみました。
やればできるなー。ていうか、文房具のエントリなのに文房具フリーで書いたという皮肉ですわ)